マフラー選びってのは案外難しいものです。ルックスはカタログを見ればわかりますが、マフラーに最も重要な「音」と「パワー特性」は、実際に装着し
たクルマに乗ってみないとわからないですからね。 とりあえず、私がマフラーに求める条件としては、@「音」は純正+α くらいで、あまりうるさいのは論外(せっかくマッキントッシュも付けてるわけだし) A「パワー」はノーマルでも特に不満はないので、そこそこアップすればよい。 Bレガシィというクルマに相応しい質感を備えていること。 の3点でし ょうか? これら条件を満たすマフラーをあれでもない、これでもないとしばらく物色している時、ふと買った雑誌の付録DVDに各社マフラーサウンドチェックとい うコーナーがあり、その中でルックス・音ともに一番気に入ったのが今回購入したBLITZのマフラーです 。このDVDが購入の決め手になったといっても いいでしょう。 |
普段あまりお目にかかれない、愛車の下回りです。 余談ですが下から覗いてわかることは、新型レガシィは可能な限りフロアをカバーで フラットにしてあることです。 空力特性についてすごく考えられている、ということです。 |
角度を変えてもう一枚。 出口部分は純正よりもちょこっとだけ外に出ます。もちろん、保安基準適合品なので バンパーから極端にはみ出ることはないですよ。 出口部分は二重管構造になっているので、焼け色が付きにくくなっています。 あ、書き忘れましたがこのマフラーのオネダンは\99,800(税別)です。 |
[インプレッション] 「音」:エンジン始動直後こそアイドルアップが働くので多少ノーマルよりも太い音が出ますが、アイドリングが落ち着くとノーマルと変わらないくらい静 かです。アイドリングからボーボーうるさいマフラーが多い中、これは好印象ですね。音質はノーマルに比べて低音域のビートが強調された感じです。 回転をあげていっても決して「うるさい」といったレベルではなく、むしろ「迫力が増した」という音ではないでしょうか? う〜ん、でも「音」を文章で表現 するのってムズカシイですね(^^;) 「パワー特性」:簡単に表現すれば「ノーマルのパワーカーブに一枚上乗せした」感じです。どちらかと言えば中低速を重視したセッティングで、アイド リングよりちょっと上の回転数のトルクが明らかに太くなったので、信号待ちからの発進や坂道発進が楽になりました。 だからといって高回転がダメ かというとそうではないので、誤解のないように! 本当に妙なクセがないので、とても扱いやすいマフラーであると言えるでしょう。 「×なところ」:はっきりと計測したわけではないですが、手に持った感覚ではノーマルマフラーより重いかもしれない(汗) マフラー交換に「軽量化」を 求める人にはオススメできませんね。あと、当たり前ですが外したノーマルマフラーの置き場所の確保が最大の難題です。中間パイプがノーマルは 一体構造なので、すごくかさばるんですよね・・・ テールピースのみならまだいいんですが。 |