三菱電機・ETC(EP-424B)


 たいして頻繁に高速道路は利用しないので、これまではハイウェイカードをよく利用していましたが、5万円・3万円のカードが廃止になり、ついには完全に廃止になってしまいました。ロクな偽造防止策も講じず、利用者のことなど何も考えてない道路公団はハッキリ言って頭にきますが、なくなってしまったものはどうしようもありません。

 しゃーないので(?)、ETCを導入することにしました。最近ではだんだんと車載機の値段もこなれてきたので、各種の割引を考えると高速道路をよく利用する人は車載機の価格はじゅうぶんペイすることができます。もちろん、料金所ノンストップの利便性を買う、という考えでもOKではないかと思います。

 今回、私はネット通販で車載機を購入しました。機種は三菱電機のEP-424Bです。本体、スピーカー、アンテナ全て分離されているタイプです。当然ながら取り付けは自分でやる必要がありますが、この機種の場合、配線は基本的にACC電源とアースを確保すればOKなので、電気系統をイジった事のある人なら取り付けはさほど難しくはないと思います。ただし、間違った取り付けをしてしまうと事故につながる恐れもありますので、DIYでの取り付けはあくまでも自己責任で行ってくださいね。


キットの主な内容は、車載機本体・アンテナ・スピーカー、あと写真には写していませんが、電源用の配線です。 500円玉は、アンテナの大きさの目安のために置いています。

ETCカードがトヨタ印であることに、特に深い意味はありません(^^;)


この機種を選んだ理由として、車載機本体を外から見えない位置に取り付けたかったからです。 だいたい車載機本体をステアリングコラム下あたりに装着している例が多いですが、個人的にそういった場所に なにかしらの機械を設置するのが嫌いなもので・・・ スピーカーも分離式なので、装着位置はかなり自由に選ぶこ とができます。

ま、そのおかげで←のように、やたらと内装をバラす必要があるわけですが。。。(苦笑)


アンテナはダッシュボード前端に設置しました。外から見て、唯一ETC付き車であることが判別できる部分です。

電波の受信感度的には、ルームミラー前あたりのフロントガラスに取り付ける方がよいようですが、この機種の場合、 やたらとでかいアダプターを介して取り付ける必要があり、見た目にあまりに不細工なので却下しました。


スピーカーはなるべく耳に近い位置に設置すべく、メーター脇の空きスペースに取り付けました。

が、音量を最大にしてもイマイチ音声案内が聞き取りにくいことがあります。音楽聴きながらだと、ほぼアウトです。オーディオをオフにしていれば、問題ないんですが。

今度また内装をバラす機会があったら、このスピーカーの位置だけは変えようかと考えています。


車載機本体は、センターコンソールボックス内に取り付けしました。何事もなく付いてるように見えますが、穴を開けたり なんやらで、かなり苦労しました。レガシィの場合、ここに電源ソケットが装備されているおかげで、無駄に配線を引っぱって くる必要がなかったのがせめてもの救いです。

あと、普通にACC電源に直結してしまうと、キーをオンにする度にカードの確認音声ガイドが流れるわけですが、 高速に乗らない日の方が圧倒的に多い私の場合、はっきり言ってうっとうしいだけなので、スイッチを増設して 必要な時だけ電源が入るように細工してあります。