RAYBRIG・HIDバーナー


 最初に断っておきますが、新型レガシィのHIDはノーマルでも十分明るいです。キレのいい配光、路面をムラなく照らす性能に、チョウチンのごとく暗 かった以前の愛車(ユー○ス・ロード○ター)から乗り換えたときは感動すら覚えました。ほとんどの人は、ノーマルでもなんら不満はないでしょう。

 しかしですね・・・ 色がイカンのですよ、色が! 最近の新車のHIDはみんなそうなんですが、HIDが出始めた頃の「青白さ」が、どんどんフツーのハロ ゲンヘッドランプのごとき「黄色っぽい」色になってるんですよ!(明るさは比較になりませんけど) この新型レガシィもその例に漏れずです。

 まぁこれには理由がちゃんとあって、黄色っぽい色のほうが天候を問わず路面が見やすいからなんですね。白い光は晴れて乾いた路面だと明るい ですが、雨とか霧になると途端に見にくくなってしまうからです。メーカーとしては、どんな状況下でも見やすいようにと、わざとこのように純正装着の HIDの色は黄色っぽくしているわけですね。

 でも、そんなメーカーの親心はわかっていても、「HIDは青白くあるべき!」という妙なこだわりは捨てきれず、今回のHIDバーナー交換へと至った訳で す、ハイ。

 純正交換タイプのHIDバーナーは各社からリリースされていますが、今回は信頼性を重視し、スタンレー電気のブランド「RAYBRIG」の物にしました。 色温度は6,000Kのやつです。


左がRAYBRIG製のバーナー、右は純正です。(ちなみにフィリップス製)

バーナーのガラス管の下部のマウント形状に違いはありますが、それ以外はほぼ一緒 です。

特にバーナーにブルーのコーティングがしてあるわけでもなく、これでホンマに変わる んかいな? というのが第一印象です。



とりあえず片方に付けてみました。左がRAYBRIG、右が純正です。

昼間なのでちょっとわかりにくいですが、色は明らかに違いますね。 これは暗くなってからが楽しみですぞ・・・

交換作業自体はカバー類を外す手間はあるものの、落ち着いてやれば誰でもできるはず です。バーナーの取り扱いだけには注意しましょう。落としたりでもしたらシャレになりませ んからね。


夜の純正バーナーの光です。

やっぱり黄色っぽいです。これでは「HIDだ!」という感じは希薄ですね、やっぱり。


いよいよRAYBRIG製バーナーを点灯!

(ノ゜ο゜)ノ オォォ〜! 全然違うじゃないっすか!!

まさに理想の「これぞHID!」という白さです!



[インプレッション]
○:まさに理想としていたHIDの「青白さ」が実現されて大満足です! 夜間の視認性も、路肩の白線などがクッキリ見えるようになり、ナイトドライブが 楽しくなりました。社外品のHIDバーナーの中にはやたらと青すぎたり、妙な色が混ざるものもありますが、これに関してはそのような事はなく非常に 上品な白さです。(同じHIDバーナーでも、取り付ける車によっては色あいが変わることもありますが)

×:これは覚悟の上でしたが、雨の夜の視認性は純正の方がいいです。霧の中を走ったことは今のところありませんが、たぶんなーんも見えなくなる でしょう(^^;) とりあえずフォグランプの球をPIAAの「プラズマ・イオン・イエロー」に換えて、それと併用することでしのいでいます。