AVO turboworld・ピロボールスタビリンク(フロント)


 実は車高調を入れてから、ややフロントの初期ロール感が増えたような気がしていました。ステアリングの切り始めにふらっとくるような感じ。原因は何かというと、車高下がる→サスアームがノーマル位置より上を向く→合わせて、初期ロールを抑える役割を担うスタビライザーの位置も上を向く→本来の仕事が出来てない。。。というわけです。(雑誌などからの知識の受け売りですが)

 改善策として、スタビライザーとサスアームを繋いでいるスタビリンクの長さを短くすればよいとのことなので、かねてからショートタイプのスタビリンクをいろいろ物色していました。が、これまた各メーカーからリリースされていて迷うのですよ。検討を重ねた結果(みんカラのユーザーインプレッションも参考にしました)、AVO turboworld製を購入することにしました。理由は以下で述べております。




セット内容はフロントのスタビリンク2個と、取扱説明書です。

インプレッサやフォレスターと共通のようです。


他社のピロタイプのスタビリンクの多くは、ピロボールが剥き出しになっているのですが、AVO製のものは グリスが封入されたゴムのダストシールで覆われています。

剥き出しタイプよりも、耐久性の面で優れていそうなのが、AVO製を選んだ理由です。下周りのパーツだけに、 容赦なく水やゴミの影響を受けますので、この配慮はうれしいですね〜。


ノーマルのスタビリンクを外して、比較してみました。

AVO製のスタビリンクは長さ調整が可能ですが、もともと短いフロント用は調整幅が5mmくらいしかありません。 車高調で車高は下がってるので、長さは最も短くなる位置で固定しました。わずかですが、ノーマルよりも 短くなってるのがわかります?


ノーマルのスタビリンクは、こんなカンジで付いています。

撮影用に周囲をキレイにしていますが、清掃前はもっとドロドロに汚いです・・・


AVO製スタビリンクを取り付けると、こんなカンジです。

わずかながら、スタビの位置が下になったように・・・見える気がします(^^;)

ぶっといシャフト部分がなんかカッコイイ〜♪ とはいえ、普段は全く見えないんですけどね(T▽T)



[インプレッション]
 装着が終わって、いざ試乗! してきました。う〜ん、劇的に変わった! とまではいかないですが、コーナリング初期のロール感は多少穏やかになったような・・・ もしかしたら、これが本来のノーマルのロール感なのかもしれません。そういう意味では、確かに効果はあるということになります。

 ピロタイプのスタビリンクによくあるといわれる、「ゴトゴト」といった異音に関しては今のところ発生していないです。これは、グリス入りダストシールが装着されているのが効いているのでしょうか!?

 「ロールが気になるけれど、スタビ交換まではちょっとナ〜」という人は、まずはこのパーツから試してみるのもいいかもしれませんね。

 とりあえず現在のところ、フロントのみの装着です。リアに関しては、車高の落ち幅がさほど極端ではないので、装着してもたいして変わらないかも? というのが理由だったりしますが、気が変わる可能性は大です(笑)